こ、これは…素晴らしい!!素晴らしすぎる絵本に出会いました。
これは子供に限らず、大人にこそおすすめしたいです。
その絵本の名は「たいせつなきみ」。
育児中のママへのおすすめ絵本としてはもちろん!人と比べて疲れてしまう人、自分に自信のない人、そんな人に読んでもらいたいです。
ありのままの自分を愛するという事の尊さが、可愛い絵本のストーリーを追う事でスッと入ってきます。
感想や口コミレビューなどもまとめているので、是非最後まで読んでみてください。
【絵本】たいせつなきみ/マックス・ルケード
作 | マックス・ルケード |
訳 | ホーバード 豊子 |
出版社 | いのちのことば社 |
舞台はウィミックスという小人が暮らす村。
そこに住む小人たちは、「いいね」シールと「ダメね」シールを、お互いの身体に貼り合って暮らしています。
綺麗な小人や能力の高い小人には「いいね」が集まり、背の低い小人やドジな小人には「ダメね」が集まります。
まるで現代のSNSのようだ!
主人公は、「ダメね」シールばかり貼られてしまうパンチネッロという小人。
見た目も美しくなく、背も低い、能力も無いため、他の小人と比べて「自分はダメなやつだ」と思いながら暮らしていました。
ある時、「いいね」シールも「ダメね」シールも体にくっつかない小人ルシアに出会います。
周囲の小人はルシアに「あなたはいいね!」「あなたはダメね!」とシールを貼り付けますが、全て地面に落ちてしまうのです。
パンチネッロはルシアに「どうして君にはシールがつかないの?」と問いかけます。
するとルシアは「私たちを作ってくれた彫刻家のエリに会えばわかるよ!」と言い、パンチネッロはエリに会いに行きます。
(続きは絵本で)
【口コミ】たいせつなきみ購入者のレビューを紹介
自分を大切にできる本です。
自分に自信の無かった私に、友人が読んでくれました。
読むたびに、優しい声で「もっと自分を愛してあげて良いんだよ。」と言われているような気持ちになります。
「あなたはあなただから素晴らしい」という事を知れる良書。
大切な人の誕生日プレゼントとして購入しました。
周囲の人と自分を比較してしまいがちな現代ですが、ありのままの自分に価値があるという事を知れます。
読むたびに泣いています。
お互いを評価しあう世の中に疲れてしまいますが、どうしたらそこから抜け出せるのかが、これを読めばわかります。
疲れた時に読み返しています。
私はこれでいいのだ!!
この本を読みながら「うん、うん。そうだよね。」と泣けてきました。
読み終わると心がスッキリ軽くなります。
自己肯定感が低い私ですが、もっと自分を愛してあげようと思えてくる本です。
【感想】たいせつなきみを子供に読み聞かせてみて…
大切な事を気づかせてくれる、本当に素晴らしい本です。
これは良い本に出会った!!!と感動しました。
早速、6歳の子供に読んであげると…
息子の感想→「うーん?ちょっとよくわからなかった~!」だって。
なんやねん!
確かに、幼稚園児にはまだ早かったかもしれません。
しかし、読んだ後に「〇〇はパパとママに愛されてるから、人から何と言われようとそのままでいいんだよ。」と言ってあげると嬉しそうにしていました。
私は、この本の中で特に好きな場面があります。
それは、小人の創造者である彫刻家エリに会いに行った、ダメねシールだらけのパンチネッロが「どうしてルシアにはシールがつかないの?」と聞くシーンです。
彫刻家のエリはこう言います。
「それは自分がそう決めたから。そんな事大事じゃないって自分で決めたんだよ。」
「どんなシールが付くかと気にしていれば、シールもお前についてくるんだ。」
「そんな事より僕の愛を信じれば、シールはつかなくなるよ。」
泣けるじゃないの…。
ありのままの自分を、たった一人の人が愛してくれる。
それを信じるだけで、こんなにも強い心を持つことができるんです。
この本の内容は子供向けではないと思っています。
人の評価を気にして疲れてしまっている、大人にこそ読んでもらいたいです。
子供に読み聞かせてあげる事で、自分自身も大切な事が再確認できます。
この本は、親が子供に読み聞かせる事に意味がある(と思う。)
この本のは、親が読み聞かせる事に意味があると私は思っています。
自分を大切に思っている人(彫刻家のエリのような存在)から読んでもらった方が、この本のメッセージが伝わりやすいからです。
エリがパンチネッロに語り掛ける言葉は、親が我が子に思っている事そのもの。
そのまま伝わってくれればいいな…と思っています。
中学生、高校生と年齢があがって、何か嫌な事があった時、人にバッテンを付けられてしまった時に、読み返してもらいたいです。
そんな時、「ママとパパがそのままの君を愛しているから、そのままでいいんだよ」と言ってあげた時間も思い出してくれるといいなーなんて。
今回は、とっても素敵な絵本に出会ったので、いろんな人に知ってもらいたいな~とブログを書いてみました。
子供だけでなく、社会に疲れた人、満たされない承認欲求に悩んでいる人、いろんな人に読んでもらいたい本です。
プレゼントで貰っても嬉しいかも!
最後まで読んでいただきありがとうございました。