Apple社から出ている持ち物紛失防止タグのAir Tagは子供のGPS代わりになるのか?!
今回こちらを検証してみました。
我が家では、今年の春から小学1年生になった子供にAirTagを持たせて登校させています。
GPS代わりに使い出して3ヶ月になりますが、使ってみてわかった事など実体験をレポートしていこうと思います。
・子供にGPSではなくAirTagを持たせるメリットとデメリット
・AirTagを小学生のGPS代わりに使う際の設定方法など
・AirTagは子供のGPS代わりになる?検証実験しました!
・AirTagは8時間経過すると突然音が鳴る?!学校で鳴ったりしない?!
【機能や特徴】Air tagって何?
・Appleから発売されている紛失防止タグ
・iPhoneの「探す」アプリから持ち物を見つける事ができる
・Bluetoothを使用して持ち物の位置情報を把握
・電池は約1年以上持ち、電池が切れても交換すれば使用できる
500円玉程度の大きさです。
軽量&コンパクト!
【メリットデメリット】子供用GPSと比べるとAir Tagってどう?
紛失防止タグとして発売されているAirTagですが、GPS代わりに使うのはどうなのでしょうか?
子供用GPSと比較して、AirTagを使用するメリットデメリットをまとめてみました。
メリット
・月額がかからない
・小さくて軽量
・バッテリーが長持ち(約1年以上)
・耐水性能ありなので雨に濡れてもOK
エアタグの最大のメリットは月額がかからないところです。
いざ子供用GPSを持たせるとなると、月額500~700円かかってしまいます。
通信費だけで年間6000~8,400円!
さらに本体も高いです。
何年も継続して使うとなると、トータルで結構な金額になってしまいます。
お子さんが小学生にあがりGPSを持たせるかどうか迷っている人は、まずはエアタグを購入して試してみるのがおすすめです。
エアタグでも大丈夫そうだな!と思えるなら、GPSは購入しなくていいし、やはりもっと性能がいいものが欲しいと思えばGPSを購入して、いらないエアタグは車や自転車、家の鍵などに使用する事もできます。
盗難や紛失防止!
いろいろ使えてかなり便利です。
また、小さくて軽量なところもいいです。
普段はランドセルの小さなポケットに、ポンと入れています。
エアタグ用のストラップやキーホルダーなど、さまざまなアイテムが出ているので、お出かけの時はズボンにひっかけたり、腕時計のようにつけたりして、迷子防止にも役立っています!
デメリット
・GPSと比べると精度が劣る
・iPhoneユーザーが近くにいないと正確な位置がわからない
・複数の端末で確認できない(ママだけ・パパだけなど)
・子供からは発信ができない(SOSなど)
エアタグは、GPSと比べると精度が劣ります。
iPhoneユーザーが周辺に多ければ多いほど、位置の正確さがアップするので、精度は住んでいる地域によるという感じです。
iPhoneユーザーが電波塔みたいなイメージ。
人口が多い地域だと、GPS並みに使えるようです。
また、GPSの一部の機種だと、子供から親のスマホへ通知が行く機能があるようですが、エアタグは子供の方からアクションを起こせません。
下校中、怪我をしてしまったなどのSOS通知が欲しい人は子供用GPSを利用するのがおすすめです。
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【設定手順】Air Tagを購入したので初期設定をしてみました!
AirTagをゲットしたので、初期設定を行いました。
手順を紹介します!
「探す」アプリ起動→「持ち物を探す」→「+」→「AirTagを追加」
iPhoneにAirTagを違づけると「接続」が表示されるので「接続」を選択
名前とアイコンを指定して「続ける」
登録するAppleIDの情報を確認して「続ける」→「完了」
これで設定は完了です。
設定後は、「探す」アプリ起動→「持ち物を探す」で子供の居場所を確認できるようになります。
【検証】Air Tagは子供のGPS代わりになるのか?体験レポート
では検証レポートです。
AirTagを持たせた子供を学校に送り出します。
私の位置からどんどん離れていく子供。
通学路を歩いているな…。
地図上を子供がスーッと動くような、リアルタイムでの追跡は難しいですが、1分~10分ほどのタイムラグがありつつも歩いている様子を追う事はできます。
画面上だと、ひゅんっと何メートルか先にワープする感じで位置を追えます。
さらに私から離れて、大通りを歩いている子供。
しばらくすると、小学校のこの位置でストップしました。
基本、小学校にいる時はこの位置でストップしています。
敷地外にも見えますが、端のクラスだからかな?位置の正確さはこの程度です。
また、ランドセルに入れいているからか、日中はここから動く事はありません。
本人が身につけていれば校庭に移動する事もあると思います。
下校時も同様、1分~10分ほどの時間差はありますが位置を追う事はできます。
私が住んでいる所はそんなに人口の少ない地域でも無いため、多少の時間差はあるものの、だいたいの子供の位置を把握する事ができました。
3ヶ月ほど使用しましたが、私はAirTagで十分だと感じています。
テーマパークや広めの公園、アスレチックに遊びに行った時も、迷子防止に使えて便利です!
試しに購入しましたが、重宝しています。
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【注意点】AirTagは持ち主から離れて8時間経過すると音が鳴る?サウンド設定を紹介
ここで一つ、AirTagを子供のGPS代わりに使う際に気を付けたいポイントを紹介します。
AirTagはストーカー防止のため、持ち主から一定期間離れたままでいると、ランダムに音が鳴る仕組みになっています。
AirTagの音が鳴る仕組み
・持ち主のiPhoneとAirTagが8時間~24時間以上離れたままでいるとランダムに音が鳴る可能性あり
・200メートル+8時間~24時間以上離れると約20秒ほど音が鳴る
・とは言われているものの、3ヶ月使用して音が鳴った事は一度もなし
・AirTagの音はかなり小さいので万が一鳴っても問題はなさそう
ストーカー目的でAirTagを知らない間に付けられてしまった人が、気づけるために必要な機能です。
このような機能がありますが、登下校時間含めて私と離れてから8時間以上経過しているものの、音が鳴った事は一度もありません。
いや、もしくは小さすぎて気づいていないだけかもしれません。
AirTagの音は大音量でなるものではありません。
なので、ランドセルに入れている状態で、教室のガヤガヤした中で鳴ったとしても、気づかないかもしれません。
その程度の音です。
「AirTagの警告アラートの大きさについてアメリカの有力紙が批判」の記事より
アラートは、追跡されて3日後に“鳥のさえずりのような音”が60デシベル(90センチ離れたところから計測)で15秒だけ鳴っただけにすぎなかったとのことです。
引用:iPhone mania
音も小鳥のさえずり程度の小さい音が15~20秒程度。
万が一、先生に「何の音?」と聞かれても、「お母さんが位置がわかるように持たせているものが鳴った」と、子供が説明できれば問題ないと思います。
また、私は最大限音が鳴らないように、サウンド設定を全てオフにしています。
この警告アラートの音もオフにできているかはわかりませんが、子供が携帯している時に無駄な音が鳴らないよう、今から紹介するサウンド設定は必ずしておきましょう。
サウンドオフ設定
・サウンド再生→オフ
・手元から離れたときに通知→オフ
この設定は必ずしておきましょう!
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【結論】リアルタイムで追えないものの、子供がどこにいるのかはだいたいわかる
AirTagは子供のGPSとして使えるのか?を、実際に検証してみましたがいかがでしたでしょうか?
今回の記事をまとめると以下の通りになります。
・AirTagは月額使用料がかからないので、GPSと比べるとかなりお得
・AirTagは1分~10分ほどのタイムラグはあるものの、子供の位置はだいたい把握できる
・iPhoneユーザーが少ない地域に住んでいると、精度が下がってしまうことも
・AirTagは持ち主のiPhoneから離れて8時間~経つとランダムに音が鳴りだす可能性あり
・大音量で鳴りだすものではないので、万が一鳴ったとしてもそんなに問題は無いと思われる
・使用して3ヶ月経つが、学校で鳴った事は一度もなし(体験)
私の結論!
「AirTagは子供のGPS代わりとして使える。」
ただし、子供の位置を把握する事だけが目的の場合です。
子供側からもSOSの通知などが欲しい場合や、歩いている様子をリアルタイムで追いたい人などには、GPSがおすすめです。
子供用GPSの中には、音声メッセージを親のスマホに送れる高機能なものもあります。
また、iPhoneユーザー比率や地域の人口でも精度が変わってくるため、人口が少ない地域に住んでいる人もGPSの方が確実かもしれません。
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とりあえず迷っている人であれば、まずはAirTagを購入して試してみるのがいいと思います。
私も「GPSの前に一度試してみるか~」と、AirTagを購入したタイプですが、実際に使用してみると、「これで全然いいじゃん!」と、機能に満足しています。
何より月額がかからないからね!
これでいいなら、これに越したことはないよ!
迷子防止にもなるので、お出かけの際にも身につけて使ってみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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