
「私はいつ妊娠できるの?」「私の治療には終わりがあるの?」「あの人はすぐ妊娠できたのにどうして!」
不妊治療を長年経験しないとわからないこれらの気持ち。とっても辛いですよね。
私自信、28歳で結婚して33歳で子供を授かりました。タイミング法にはじまり、顕微授精まで一通りの治療は経験しています。長い間、高度不妊治療を続けていました。
自分の体験から、不妊治療の辛さ・心が辛かった時に効果的だった対処法などをこの記事では紹介したいと思います。私の経験が、少しでも参考になれば幸いです。
終わりの見えない不妊治療は本当に辛い
経験した人にしかわからないこの気持ち。不妊治療は身も心もボロボロになりますよね。
私も信じて頑張っていたのですが「いつ終わるの?」「そもそも私には終わりがあるの?」と、終わりが見えず泣いて過ごす毎日でした。
今悩んでる人に言いたいのは、そんな風に思っているのってあなただけではないという事です。
ネット上の投稿サイトには、こんな相談があります。
何もかもが嫌になります。
不妊治療をしてまもなく2年になります。今年で36です。体外受精をしてもうまくいきません。
夫は協力的ですが最近はうんざりされています。いつまでも結果が出ないことにも私の悲観的な言動にもだと思います。
「自分に言われてもどうにもできない」「そもそも不妊治療は絶対じゃない、それを分かって治療してるはず」と正論で諭されます。
加えて近所の子供たちが庭や駐車場などで遊ぶのでその声を聞くのも辛いです。
近所で子供がいないのはうちだけです。戸建て建て売りの住宅街です。家なんか買うんじゃなかったと後悔してます。
このまま治療を続けても生めるとも限りません。
もう治療もやめて、家を売って、過疎地で子供を見なくてすむ土地で生きたい。
子供をほしいと思ったことがそもそもの間違い、不妊治療なんてしなければよかったとも思い始めてます。
引用:発言小町
私自信、タイミング法・人工授精・顕微授精をしても全て陰性という経験をしているので気持ちが痛いほどわかります。
不妊治療に対する共感の声
私も同じです!
友達の妊娠報告や、子供の話を聞くと悲しい気持ちになりますよね。
顔では笑っていても行き場の無い思いで辛いです。
私は42歳を期限にしています。お互いに頑張りましょうね。
一度治療をお休みしてやりたい事をやるのはどうでしょうか。
お酒をたくさん飲むとか。
共に頑張りましょ。
私は39歳。半年で2回流産しています。
私もものすごくひねくれました。
結果がいつ出るかわからない事だからこそ、気持ちを入れないようにする。
ただ淡々と治療をしていくんです。神に任せて、自分は治療に専念するだけです。
気持ちすごくわかります。
悩んでも苦しんでも自分の思い通りにはならないんですよね。
「みんな頑張って成功したんだから、頑張ってればいつか成功するよ」
なんて無責任な事は言えないのが不妊治療の世界ですよね。
本当に過酷な治療ですので、心が疲れすぎないように夫婦でしっかり話し合ってくださいね。
不妊治療を長年受けてきた私がオススメする対処法3選
不妊治療を始めて3年くらい経ち顕微授精へとステップアップしていた頃は、注射や採卵、移植で私の体はボロボロでした。こんな辛い思いをしているのに授からず、治療中に何度も友達の妊娠報告を聞かされ、特に精神面がいっぱいいっぱいでした。
どうしようもない辛さなのは理解できます。
それでも、少しでも明るく元気でいられるようにと自分がしてみて効果的だった事を、ここでは3つ紹介させてもらいますね。少しでも参考になれば嬉しいです。
① 夢中になれる習い事や趣味を見つける
自分の体験から、夢中になれる習い事や趣味を見つける事が最も効果的だと感じました。
顕微授精をしても結果が出ない現実を突きつけられた私は、「真剣に子供がいない人生も考えないと」という気持ちから、一生の趣味を見つけようと思っていました。
私は特別歌が上手いというわけではないのですが、カラオケが大好きでした。少しでも歌が上手く歌えるようになればいいなと思い、ボイストレーニングを趣味ではじめてみたのです。
すると、大きな声で歌う事やレッスンのたびに上達する自分に、久々に心が踊るようなワクワクを感じました。
さらに、先生が自分の生徒を集めてジャズバーで小さな発表会のようなものを定期的に開いてくれていました。生バンドで歌う機会や、ステージ上で歌う生徒さんたちに「私も次は出るぞ」と文化祭のような気持ちになりました。
そして、そういった交流会で子供を一切気にしないコミュニティが作れたことが一番大きかったように感じます。生徒たちもサラリーマンだったり、OL、子供の手が離れたママ、など、子供の話が一切出てこないメンバーだったので、本当に救われました。
習い事や趣味をはじめる事にはこのようなメリットがあります。
・ちょっとした目標が出来て、毎日ワクワク過ごせる
・妊活・不妊の事から気持ちが少し離れる
・子供を気にしないコミュニティが出来る
現在、妊活や子供の事で頭がいっぱいになってしまい心が苦しい人であれば、習い事をはじめるだけで効果を感じると思います。
昼の習い事だと、恐らく子持ちの主婦が多いと思うので、なるべく夜の時間帯の習い事をオススメします。
② 不妊治療中の仲間をネット上で見つける(アメブロがオススメ)
もう一つお勧めなのが、ブログやTwitterなどで仲間を見つける事です。
周囲を見渡しても、自分ほどの高度不妊治療を続けている人ってかなり稀じゃないですか?
私の場合「私も不妊治療してるよ」「私も不妊治療経験者だよ」なんて言ってくれる人、だいたいタイミング法か人工授精で授かっていたんですよね。
また、体外受精や顕微授精にステップアップした友人も、みな1回で妊娠していました。
自分のように顕微授精を何度も続けるという人自体が身近にはいなかったので、共感できる人、気持ちを分かり合える人が周囲にいなくて、とても孤独でした。
そこで、私はアメブロを書いてみる事にしました。
アメブロには「ベビ待ち」というジャンルがあるのを知っていますか?同じような仲間がたくさんいて、ベビ待ちのブログを読んでいるだけでも救われます。
私はランキング上位に食い込むような素晴らしいブログではないのですが、日々あった事、感じた気持ち、悲しかった出来事、たまには毒を吐いたり、そんな事を毎日書いていました。
すると、私のブログにコメントをくれる人が現れ、お互いにブログを見たりコメントし合う仲間になっていました。気づけば、そんな人が何人もいて、顔も見た事のない見ず知らずの人に支えてもらいました。
現在、夫に愚痴や気持ちを吐いている人は、断然アメブロやTwitterの方がいいと思います。
ネット上の投稿などを見ても、愚痴や悲しい気持ちを夫に言っても正論で諭され、そうじゃないとモヤモヤする人が多いように感じますが、これは仕方のない事なんです。
脳の構造上、女性は気持ちを共感する事を求め、男性は問題を解決する事を求めるようにできています。
なので、気持ちを共感してほしかったら女性の理解者を探すべきです。ネット上の不妊仲間であれば、欲しい言葉をもらえて癒されると思います。
また、不妊治療中と言っても原因や症状はさまざまです。ネット上であれば、自分と似た症状の人を見つける事ができるので、すごく参考になります。
私も諦めかけていましたが、自分と同じ原因の人がリポDスーパーで自然妊娠したという事例を見つけて早速試したところ、飲み出して2ヶ月で自然妊娠しました。
友達の妊娠報告はモヤモヤしたけど、同じように辛い治療を頑張っている人の妊娠報告は励みになったのを覚えています。
③ 自分の気持ちや愚痴は「エクスプレッシブライティング」で発散
ネガティブな感情を紙に「書く」だけでストレスは大幅に減らせるのをご存知ですか?
この方法は、ジェームス・ペネベーカー博士という方によって生みだされた心理テクニックで「エクスプレッシングライティング」と言われています。
やり方はとても簡単です。今思っている感情や悩みをありのまま紙に20分間書き殴るというもの。
こちらの心理療法はさまざまな研究で効果を認められています。
・幸福感が高まる
・ネガティブな感情が減少する
・うつや不安が改善する
私は、本当に辛い時は紙に書いたりしていましたが、先ほど書いたアメブロがこの役割を果たしてくれていたように感じます。
友達の妊娠報告の時、「おめでとう!」と笑顔で対応しつつも心はザワザワ…。こんな経験たくさんありますよね。
そんな時に、ありのままをブログに書きました。
「自分は頑張ってるのにこんなに簡単に妊娠する人もいて世の中不公平だ」
「ずるい」
「人の幸せを喜べない自分にも嫌気がさす!」
「どうして私だけ先に進めないの。悲しい。」
こんな内容だったと思います。
紙やネット上であればかっこつける必要は無いですよね。
アメブロやTwitterなどをしていなくても、紙に書くだけでスッキリします。
心がいっぱいいっぱいになった時は、感情を全て書く事でデトックスしましょうね。
こちらの記事にも不妊治療の愚痴を吐きたい時の対処法が載っています。よければこちらも見てくださいね!
あなたの価値はひとつではないという事
不妊治療中であると、女性として母になる事・子供を持つ事、これらの価値にとらわれてしまいます。
しかし、あなたの価値は無数に存在する事に気づいてください。
例えば、長年バスケだけをしてきたプロバスケ選手が怪我で選手生命を断たれた場合、選手としての価値だけにとらわれていたら、その人は一生立ち直ることはできないですよね。次の目標を決めて人生を歩みだすからこそ、立ち直る事もできるし前向きに進んでいくことができるのです。
そしてこれは、不妊治療や妊活にも言える事だと思っています。
女性の価値は母になる事だけではないはずです。
私のように習い事をはじめて、そこから新しい自分の価値を見出せるかもしれません。
私のように歌をはじめるのであれば、「あなたの声ってとってもいい!是非私たちが開催するイベントでも歌ってください!」こんな声がかかるかもしれません。
スポーツをはじめるなら大会で成績を残せるようなアマチュアの選手になるかもしれない、絵を描くようになりネット上でアップしていたら仕事がもらえるようになっていた。などなど。
あなたの人生における価値は無限に広がっているはずです。
私は一度、子供を諦めるという選択をしました。そのあと、奇跡的に自然妊娠できましたが、そのまま子供がいない人生だったかもしれません。
しかし、「私には母になるという事以外にも何か価値があるはずだ。」こう思った事が、当時、諦める決断をする勇気になったと記憶しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
現在治療中の人は、出口が見えず辛い思いをしていると思います。
続けていれば絶対授かるわけでもないのが不妊治療ですよね。
不妊治療の辛い気持ちを紛らわすためにはじめた習い事や趣味が、辞める勇気を与えてくれたという私の経験が参考になれば幸いです。
ちなみに、不妊治療中書いていたアメブロも紹介したいのですが、もう子供は諦めようと決断した時に削除してしまいました。
当時の私のブログは紹介できないのですが、アメブロの「ベビ待ち」ジャンルは、私だけじゃないんだと思えて、読んでいるだけで勇気をもらえます。
よかったらチェックしてみてくださいね。