あらゆる処置を体験した出産1日目でしたが、2日目も誘発分娩の方向で進みます。
私の出産体験2日目は。
・ラミナリア摘出
・促進剤による誘発
・微弱陣痛
・羊水混濁
と、なります。
痛い処置は嫌がるなどの余裕があった1日目とは違い、
「羊水混濁」により状況がシビアになっていきます。
今回も細かく経過をご紹介しますので是非参考にしてみてくださいね。
(出産レポ②)ラミナリア摘出→子宮口5センチ
2日目はラミナリアを抜く処置からスタート。
ラミナリアを摘出すると子宮口は5センチになっていました。
あっという間にお産が進みました。
●AM 8:30
一晩入れっぱなしにしていたラミナリアを抜く事に。
先生がピンセットのようなもので抜くと、入れた時より痛みがありました。
鋭いような痛み?と表現するとわかりやすいかな。
でも、こちらも「悶絶!」「激痛!」などのネットで言われてるほどの痛みでは無かったです。
ラミナリアを抜くと、もう子宮口は5センチに広がっているとの嬉しい報告。
「やっとお産が進んだ。」「ここから促進剤で頑張るぞー!」と勢いづく私。
ラミナリアは少し痛かったけど、
「陣痛を味わう事無く子宮口5センチ行った!」
と、この時は喜びました。
(出産レポ②)促進剤投入→微弱陣痛
仕切り直して促進剤投入するも、昨日と変わらず微弱陣痛。
●AM 10:30
促進剤投与開始。
前日と同じ薬で誘発するとのこと。
まぁまぁ痛いけど、スタスタ歩けるレベル。
こんな痛みじゃ産めないでしょ。
もうどうなってるの?!
●PM 17:30
促進剤投与終了を告げられる。
この日も微弱陣痛で終了。
「どういうことよ?!」
「破水もしてるのになんで陣痛来ないわけ?!?」
と、イライラしはじめる。
この時は、後から陣痛室に来た人たちが、どんどん赤ちゃんを産んでいって。
焦りで途方にくれていました。
(出産レポ②)破水の色が緑色に→「羊水混濁」【最悪の事態】
●PM 18:00
トイレに行くと、破水でずっと出ている羊水の色が緑色に変わっている事に気づく。
助産師その事を話すと。
助産師:「ちょっとお産パッドを、そのまま見せてくれない?」
と、言われ見せる。
助産師:「あぁ…。」
と不穏な空気。
え…今度は何?
しばらくすると、担当医と助産師で現れて「羊水混濁」だと告げられる。
え…?
羊水混濁宣告を受けた後、またもや検索魔に。
■補足「羊水混濁とは?」
子宮内で赤ちゃんの酸素が不足すると腸が動き出すので、普通なら出生後に排便する胎便が出てしまい、羊水が汚れてしまうことがあります。
これが「羊水混濁」です。
酸素不足が軽く短期間なら大きな問題がない場合が多いのですが、酸素不足が強いと赤ちゃんは胎内で呼吸様運動を始め、胎便が混じった羊水を吸い込んでしまいます。
つまり、羊水混濁とは、赤ちゃんにストレスがかかり、通常ならしないうんちをお腹の中でしてしまった事により羊水が汚れる状態。
どうしよう!赤ちゃんが死んじゃう。
この事実を知った私は、夜、助産師さんをつかまえて。
「これって、大丈夫なんですか?!」と何度も聞きました。
早く産もうね。
もういいよ。
私、自然分娩にこだわってないよ。
お願いだから切ってくれ。
そう思い泣きながら一晩を過ごしました。
出産体験談2日目のまとめ
「あれは痛いから嫌だ。」「これも痛かったらどうしよう。」
と、出産や処置の痛みばかり考えていた1日目と違い、2日目からは状況が、どんどんシビアになっていきました。
羊水混濁になり、「もう痛くても何でもいいから早く赤ちゃんを出してくれ。」と、
心配で悲しくて夜は泣いてしまいました。
3日目、いよいよ緊急帝王切開に続きます。